使い捨てカメラの向こう側
群青の思い出


私が学生のころ写真といえば使い捨てカメラが主流でした。今のようにカメラ付き携帯なんてありませんでしたから。 バイクで出かけるときはもちろん友人との一場面も、すべて使い捨てカメラ越しに見たものばかりです。このコンテンツ は、私が過ごした大学時代の写真をもとに、そこから思い出される思い出をダラダラと書き綴っていきます。


@ 益子へ
大学2年の春、初めてのバイクZ400GPを手に入れました。限定のライムグリーンでした。どこかに行きたくてたまらなかった私を 友人の田中が益子の陶器市に行こうと誘ってくれました。確かゴールデンウィークでした。 写真は当時田中が住んでいた教会(彼はクリスチャン)です。彼はホンダ のVF750Fでした。 当日は午前中は雨だったのですが、午後から晴れて急遽行くことになったと記憶しています。 これがバイクで行く初めての遠出でした。
到着してブラブラと陶器をみました。益子は確か宇都宮から40km弱くらいの距離ですので、1時間もあれば十分な距離です。 メインの通り沿いには陶器屋さんが並んでいて、さすが陶器の町という感じでした。抱えているのは当日田中が作ってくれた 昼食用のサンドイッチです。田中はすごくマメなやつで、いつも私は彼の世話になっていました。
ピンボケしていますが持っているのは確かふくろうか何かの置物だったと思います。陶器市なんで普段じゃ売り物にならない ”B級品”などがたくさんあって、値段も格安だったと記憶しています。でも、このとき何を買ったのかはよく覚えていません。 記憶の彼方に、友人の清野に晩酌用のトックリと杯を大森にラーメンドンブリを買ったような・・・・
益子の中心街にある公衆トイレです。陶器がベタベタと貼りつけてある面白いトイレでした。まだあるのかな?
窯元ごとに店が出ていて、それぞれのところでこうやって露店をだしていました。窯元ごとに特色があったような気がします。 行った時間が遅かったこともあって人の数は少なかったように思います。
遅い昼食です。メイン通りから一山超えたところの窯元のところにある公園みたいなところで食べた記憶がありまあす。 もうすっかり日が落ちてきた感じですね。
記念写真です。同じ窯元のところにあつた団体用のやつですね。二人で行ったので一人ずつこうやって撮ったなぁ。
帰る前にバイクの写真ということで撮りました。私が若いのに、自分で笑ってしまします。今じゃすっかりオヤジですから。
もう一枚。田中のバイクにヘルメットが二つつないであるのがわかりますか?彼は横浜出身なのですが、横浜などではヘルメットホルダーに つけておいて盗まれることが多かったらしく、ヘルメットを取られることにすごく注意していました。 ですから、ワイヤーみたいなのをヘルメット自体に通して一緒にロックしてくれました。本当にいいやつです。
この写真は大学3年の秋に益子に行ったときのもだったと思います。また田中とです。二人とも益子の陶器市が気にっていて、もう一度行こう といくことで行ったような記憶があります。着ている皮ジャンは今も現役です。
最後に一枚。自分で言うのも変ですが、ええ笑顔です。この時も何を買ったのかよく覚えていません。いつもお世話になっているバイク屋さん に魚の形をしたかわいい鈴みたいなものを買ったような気がします。