Roots of Kawasaki RDV vol.1 帰還


表紙

A1や90SSなどはロータリーディスクバルブ(約してRDV)というクランク軸に取り付けられたバルブによって吸気を行うエンジンです。カワサキにおいてこのエンジン形式を最初に取り入れたのはJ1でした。つまりJ1はカワサキ2サイクルの起源ともいえる存在だと言えます。

私とJ1との出会いは古く、独身時代(たぶん20年くらい前)まで遡ります。兄の知り合いから頂いたもので、結婚後はずっと実家に置いたままでした。結婚して子供も少し大きくなった2010年にようやくこちらへ引き取ることができましたが、その後少し触った程度で手も付けず放置状態となっておりました。
そろそろ動かしてあげないとね。。




2010年5月 法事で実家へ行ったときに引き取ってくることにしました。チェーンカバーが欠品していますが、ほぼオリジナルです。
20年前にはエンジンがかかり、少し乗ったりもしました。残念ながらこのときはキックも降りませんでした。
当時乗っていたファンカーゴに載せ袋井へ。この写真はおそらく日本坂PAだったかと思います。。
基地にて。方向性としてはこのくたびれ感を残して小奇麗にする感じにしようと思っています。まずはエンジンからですね。
仮でタンクマークをつけてみました。やはり荷台がないとビジバイらしくないですね。
荷台も探さなければ。。。
キャブのふたです。オークションで買いました。
これは私にとってはとても貴重な一品です。GAもそうですが大抵は切れてしまっています。
格安でシートを手に入れました。
シートも朽ち朽ちでしたので、できれば良いものにしたいと思っていました。ありがたいです。



結婚前のことですが、このJ1はエンジンもかかり実家のまわりも乗ったことがあります。ですから、きっとまた走ることができると信じております。バイクに速さを求めない歳にもなったので、こいつでふらっと出かけることを思い描いて、のんびり再生させていきます。

つづく〜

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