さて補修に入ります。 裏側からビニール布を当てて縫いあわせていきます。糸はテイジンのテトロンという万能糸を使いました。切れている部分は結構硬くなっているので縫いしろを多めにとって縫っています。 |
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裏側はこんな感じです。 また切れてくるかもしれないので当て布は大き目にしてあります。縫っていて気づいたのは、裏地が残っている部分は切れていないことです。シワや錆(湿気の関係)などで裏地が痛んだところ(強度が落ちたところ)が切れてきているということですね。 |
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右前側も完了。 ここは縫い目にそってパックリ切れていました。角の部分なので結構力がかかっていてために切れてしまったのだと思います。 |
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ここは折り返してしまう部分ですが、切れていると張るときにちゃんと引っ張れないので、しっかり補修しておきます。 結構奇麗に縫えています。 |
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最大の難所だった左側です。 ここは大変でした。範囲が広いうえに皮も硬くもろくなっていました。当て布を二重にして強度を高くしてあります。 |
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ほつれ止めです。 裏側はすべてほつれ止めにボンドを薄く塗りました。これならほつれてこないでしょう。 |
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さて、シートベースを補修します。 シートベースはPORで塗って終わりにすることにしました。端っこは結構錆がひどく私の技量ではこれ以上錆を進行させないくらいしかできません。 |
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端はこのとおりです。 結構ヤバイです。見なかったことにしましょう♪ |
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ということで塗りました。 浮き錆をワイヤーブラシでこすり落としてPORで塗っておしまいです。このベースの寿命はあと何年かな。南無・・・ |