抜けて知る その5

大失態を犯して、さらに2週間時間ばかりがたってしまいました。
今度は大丈夫でしょう、たぶんね。

ガスケットは頼んだらすぐにきました。超はやいです。こんな紙切れのくせに結構な価格です。次回からは自分で作ります。
でもさすが純正です。気持ちいいくらいにピッタリです。安心してケースを閉められます。
ここからはおさらいになるので、作業もスムーズです。
正味30分でほぼ完成です。クラッチカバーは、フレームに載せてから締めたほうがレリーズの調整がしやすいので後で取り付けます。
小排気量のエンジンは軽いのでフレームに載せるのも大変楽です。ホンダの小排気量車はエンジンにステップを固定するものが多いので、エンジンを載せるときは別の方法で車体を起こしておかなければなりません。
クラッチカバーを閉めます。このときの注意事項としては2点あります。
@レリーズにワイヤーを先に取り付けて軽く引き気味にして閉めないと、レリーズのカムがプッシャーの裏側に引っかかってしまいクラッチが切れなくなります。
Aクラッチ側のステップの取り付けボルトを緩めておかないと、ステップ上のネジがステップと干渉してしまいます。
ここまできて部品を入れておいたボールに目をやると、こんな部品が残っていました。
クランク軸に取り付けるオイルの弁です。せっかく閉めたクラッチカバーをまた開けなければなりません。
はぁ〜アホ。
エンジンオイルはホンダ純正 ULTRA G1 です。
(一番安いやつです。これで十分ですって。)
エンジンを去年の12月に下ろしてちょうど4ヶ月。やっとやっと終わりました。なんでこんなにかかったんでしょう?
空キックを10回ほどして、オイルをまわします。タンクにガソリンを少し入れて、鍵をオンにし、チョ−クを引いてキック数回で簡単に目覚めました。
クラッチの切れ、繋がりもよく、異音もしません。ぐるっと乗ってみましたがミッションも問題ありませんでした。今回の任務(いつから任務になったのかは自分でも不明)はこれで完了です。長かったです。

数少ないTLファンの皆様楽しんでいただけましたでしょうか。また不具合が起きましたら経過をご報告したいと思いますが、たぶん無いでしょう。そう願っています。


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