私のＧＡはこの前クラッチ板を交換したのですが、交換する前はりついたクラッチをはがすために結構高回転でシフトダウンをするような荒業をしたせいか、アイドリングでリングが鳴っているるよう音が聞こえるようになってしまいました。
私のＧＡには、もともと後期のＧ８用のリングが使用されています。なぜかというと、もう１５年前にＧＡのオーバーサイズのリングが手に入らなかったと記憶しています。（もしかすると違うかもしれません。）以前、「後期のリングは少し薄いのでＧＡに使用するとリングが暴れて音が出るし、焼きつきの原因にもなる。」とどこかで聞いたことがあるので、これも原因の一つかもしれません。

５年ほど前にＧＡのオ−バーサイズのリングを入手していましたので今回リングを交換して、その真意も確認したいと思います。

	サクサクとヘッド、シリンダーと外していきます。 見た感じシリンダーに傷は無さそうです。
虎の子のリングです。持ってて良かったです。 これに交換します。
	交換するリングは、トップが銀色（メッキではない）で、セカンドが黒いものでした。 よく見ると、トップリングは角が面取りされています。
こちらは今までついていたＧ８のものです。 こちらはトップ・セカンド共にメッキされたものです。こちらは角が面取りされていません。 リングの厚みはＧＡのものもＧ８のものも1.5mmで同じでした。どうやら以前聞いた話は本当ではなかったようです。 音の原因は厚さではなく、もしかするとリングの質の違いかもしれません。まぁ、交換して音がしなくなれば、私にとってどうでもよいですが。。。
	シリンダーを外したときベースガスケットが切れてしまったので、新しく切り出します。
リングを取り付けました。 ガスケットが少しはみ出してますが、このくらいは許容範囲ということでそのまま組みます。
	組む前にピストンをよく見たら、排気側に少し縦傷があるように見えましたが、触っても傷らしい感触は無かったのでＯＫとしました。
シリンダーも綺麗ですね。クロスハッチもまだ残っています。
	シリンダー載せ完了。いつもが梃子摺るのですが、今日はすんなりいきました。 リングの角が面取りされているからかな？
先週、師匠にスタッドボルトを頂いたので交換してみましたが、これにするとエキパイホルダーがフレームに干渉して、ボルト穴にボルトを通せないことが判明。 しかたなく元のボルトに戻しました。
	夕方乗ってみましたが、以前していた音はなくなりました。よしよし♪ （おわり）