歪んだ輪は波波と〜

私のサムライのスポークは自分で張りました。初めて張ったのはTLのものでした。これは2回目の”作品”です。去年のサムライミーティングを途中ご一緒させてもらった時に、大先輩のMIYAさんから「タイヤが波打ってるよ。」と、ありがたいご指摘を頂きました。そうです、バランスが何にもとれていなかったのです。そのことも十二分に承知しておりました。なんでこんないい加減なことになっているかというのは、これを組んでいたときはミーティングに間に合わせようと必死だったからです。
(実際はミーティングには参加できなかったのですが。)

走り出してからもタイヤが波打って回っていることはわかっていましたし、100km/hも出せばハンドルが震えていました。それでもこの振れ取りの作業が面倒でなかなか踏ん切りがつかずにズルズルときてしまっていた訳です。なんとも恥ずかしい限りです。

さて、ここにきてなぜ直そうかと思ったかといいますと、先日師匠と浜名湖まで部品交換会へ行った帰りに、横は走っていた師匠からが手でタイヤが波打っているとご指摘を受けたからです。このとき、師匠に近づくにはこういったことも面倒がらずに改善していかなければいけないと痛感しました。恥ずかしい失態を師匠に指摘されたわけですし、去年もMIYAさんご指摘されていたのに、そのまま放置していた自分が大変恥ずかしいと感じました。

帰って早速前輪を外しました。

こうやってパッと見では何も問題ないように見えますが、走ってみるとひどいものです。本当に波波です。
こフロントはスピードメーターとブレーキのケーブルを外して、アクスルを抜くだけなので外すのは簡単です。外した後は車体が前に倒れないようにウマをかませておきましょう。
タイヤを外してさて振れとりです。また例のごとく、またこのレーシングスタンドです。
このときドラムブレーキのホイールってこんなに重いのかと感じます。
振れとりの目安にタイラップを使いました。これはうまのすけさんが以前書いていたのを思い出してやってみました。
一度スポークをすべて緩めてから、均等に手でしめていきます。それからある程度までスポーク回しで均等にしめてからホイールを回転させタイラップとの間隔を目視でみます。間隔が凹の時はその部分の反対側のスポークを軽く増し締めし、凸の時はタイラップ側のその部分を軽く増し締めしていきます。この作業を何回も繰り返します。これで左右の振れはおよそ3mm以内に収めることができました。本当は上下の振れも見なければいけないのですが、素人の私にはここまでが限界です。
フロントは無事振れ取りも終わりました。せっかく外したのでスポークやリム、パネルなどを綺麗に磨いて組み付けました。車もそうですが、やはりホイールが綺麗だっと見栄えがします。さて、次は厄介なリアへ進みます。



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