抜けて知る その3

温かくなってきました。もう三月です。
シール類もそろいましたのでどんどん組んでいきます。

まずはオイルシールを打ち込んでいきます。
左側のケースにクランクとミッションを収めます。このときミッションのギアがスムーズに回るかちゃんと確認します。
組み間違えたりすると後でとても厄介なので、ここは間違えないように慎重に行います。
大昔に買っておいたガスケットセットです。
マジックでXR75と書いてあります。同系エンジンなので問題ないと思っていました・・・
キックシャフトを入れたらガスケットを挟んで封印します。
ここで問題発生です。ガスケットの型が微妙に違いキックストッパーに干渉しています。XR75にはどうやらキックがなかったみたいです。
気を取り直してガスケットに穴を開けてつじつまを合わせました。漏れてこなければいいのだ♪
チェンジシャフトを通して、チェンジアームなどを組んでいきます。このときシフトチェンジの確認をします。このエンジンはシフトの動きがとてもよく、カチッカチッと気持ちいいです。
さてオイルポンプを取り付けます。取り付けるときになって気がついたのですが、取り付けるためのネジが違うのです。左がAPE100で右がTLです。わかるでしょうか?APEのものはローターが厚くなったためにネジの頭がギアとの干渉を避ける必要があるのでサラネジになっていました。手持ちにサラネジがなかったので急いで買いに行ってきました。はぁ〜
なんとかオイルポンプを無事に取り付けることができました。満足です。
ここまで順調にきているように書いておりますが、実は2回組みなおしております。
@クラッチまで組んでおいてキックリターンスプリングを組み忘れていてまたチェンジシャフトまで抜いて組みなおしました。
Aケース内にボルトを落としてしまい、出てこなくなってしまったのでケースをまた割りました。
こんなことをしていたために時間がなくなってしまいました。トホホです。
さてさて、やっとクラッチカバーを封印できると思ったら、またガスケットが合いません。ケースの上側なのでそれほど問題にはならないでしょうからケースに合わせてカットして組みました。やっぱ専用のものじゃないといけないということです。今回はもうこれで良しとします。
なんとか腰下まで完成です。
次回は完成までいけるかな〜

次回は懸案のシリンダーヘッドの組み立てがあります。スタッドボルトがしっかり締められるかどうか。少し不安です。
つづく〜


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